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  • 2017年2月10日(金)

[あおトピ]弁当箱かっwこれがリアル「しもしも」電話だ

リアル「しもしも」のショルダーホン。でかっw
リアル「しもしも」のショルダーホン。でかっw
「携帯電話」という名のでっかい電話
「携帯電話」という名のでっかい電話
電話帳は手書きです(笑)
電話帳は手書きです(笑)

 近頃、よく目にするあの芸人さん。肩からぶら下げた黒い箱から受話器を取り上げ「しもしも~」のバブルネタ。でも、あれ観て笑っている若者の皆さん、ほとんどの人は現物知らないっしょ。ということで、モバイル研究家で電話収拾マニア(笑)の青森公立大学准教授、木暮祐一さんの研究室におじゃまし、現物を見せてもらった。

 青森市郊外、市民のスキー場として知られる「雲谷(もや)スキー場」に向かう途中の青森公立大学。その道路の延長線上には、積雪の多さが全国ニュースでたびたび取り上げられる酸ヶ湯温泉がある。て、山なんだから、雪が多いの当たり前だってw

 などと考えながら研究室のドアをノックすると、低音のいい声で出迎えてくれた木暮さん。入って右手の棚に、見慣れたものから初めましての珍品まで、さまざまな携帯電話機が飾られていた。「最近は数えていない」というコレクションは1500~2000アイテムに及ぶとか。その中に、まさに「しもしも」電話機が複数台あった!

 1979年12月、移動電話の第1世代として自動車電話のサービスがスタート。木暮さんが手に入れたのは85年に外に持ち出せる自動車電話としてサービスが始まったショルダーホン第2世代機種と、87年にリリースされた「携帯電話」(という名称のでっかい電話)。当時は、今のように利用者が電話機を買い取るのではなく、レンタル品として貸与されるもので、形も1種類だけ。複数のメーカーがNTT設計による同じ形のものをつくっていたんだとか。

 「これは、バブルの象徴ですからね」と木暮さん。せっかくなので、長期利用ユーザーのみが買い上げることができたレアものの「しもしも」電話=ショルダーホン=を棚左下の最も古い地層(?)から引っ張り出して見せてもらった。

 まずでかい!重い!弁当箱かw昔のガテン系の方々のランチジャー(これも分からない人が多いだろうけど)を彷彿とさせるそのサイズと重量感。バッテリーと無線装置、ハンドセットが一つになっており、重さは2.5キロと、横にある十分でっかい携帯電話に比べても、その存在感は圧倒的。この携帯電話でも、十分凶器になりそうだが、ショルダーホンで殴られたら、命の保証ができないレベルの大きさ、重さだよ。マジで。

 第1世代のショルダーホンは当時、契約時に保証金20万円、月額基本使用料が2万6000円もかかったとか。木暮さんが所有する第2世代(1988~)になってから、ちょっと〝お手軽〟になったとはいえ、「当時は契約時に保証金10万円、契約時諸費用等で約10万円、月額基本使用料が1万7000円もかかった」とのこと。もちろん、いずれも通話料別のお値段だ。

 性能的にも、連続通話時間90分で、フル充電してから8時間待ち受けると、連続通話できるのが40分と半分以下になっちゃうそう。そうそう、電話帳機能は………受話器の裏側についてました。手書きするリアル電話帳が。。。

 競合各社が競って低価格競争を繰り広げ、スマホなんぞはもはや、なんでもできるコンピューターと化した今、古き良き時代を思い出させてくれるショルダーホンにホッコリ。でもやっぱりバブル、パネエっす。木暮さん、貴重な品、見せていただき有り難うございました。(C)

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